朝は、通販したFURURAのバッグが手元に届く。
ようやく秋物です。
夕方より新橋演舞場で魔界転生を観ました。
休憩2回の3幕。
歌舞伎会点数稼ぎの延長線上でチケットを取ったのですが
話が分かりやすく、セットも豪華だったし
立回りがもろ歌舞伎を取り入れていて楽しめました。
大阪の小劇場出身のG2がプロデュースしたそうで
時折入る小コントっぽい展開に笑いが起こったりで面白かったけど
それがかえって中途半端な仕上がりになってしまったような気がする、
成宮君は白いマントをまとい、青年というよりオカマ風(?)の天草四郎役ではまり役。
橋之助さん、西岡徳馬さんの貫禄の絡みが良かった。
西岡さんの宮本武蔵の出番が少なすぎて持て余している気もする。
主役の橋之助さんは
東海四谷怪談の伊右衛門のような色悪もよかったが
こういう少し3枚目なヒーローっぽいのも似合っていた。
幕間には、地下で「きな粉プリン」を食べました。
コレがなかなかおいしかったです。
そして、来年1月に公演する新感染のチラシもget。
A4見開き3ページ分あって、豪華。年越しでやるらしい。
帰りは歌舞伎座で紅葉狩~を幕見。
初日のバラつき感がなくなり、迫力が出ていました。
初めて染五郎さんの女形を見たとき
きれいで吃驚、初見のときは一体誰なんだろ?!と名前を確認したくらい。
(女性にしては機敏すぎるかもしれない舞いと枯れた声が残念。)
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魔界転生(まかいてんしょう)@新橋演舞場
原作山田風太郎の傑作時代小説。
この世に無念を残し死んで行った天草四郎が魔界の者として甦り、
その四郎によって次々と魔界から蘇るそうそうたる武芸者たち。
幕府転覆を企むが…。
その企みを阻止せんと立ちはだかる柳生十兵衛が壮絶な死闘を繰り広げる物語。
原作:山田 風太郎
脚本・演出:G2
製作:松竹
公演期間:2006年9月2日~26日
キャスト
柳生十兵衛(中村橋之助) /天草四郎時貞(成宮寛貴) /宮本武蔵(西岡徳馬) /宝蔵院胤瞬(田尻茂一) /荒木又右衛門(山本亨) /柳生但馬守(六平直政) /徳川頼宣(升毅) /由比正雪(笠原浩夫) /牧野兵庫頭(千葉哲也) /松平伊豆守(螢雪次朗) /お縫(藤谷美紀) /お品(馬渕英俚可) /お銭(遠藤久美子)
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